2011年1月10日月曜日

「テレビ企業のCSRなう」Vol.5 2011_1_10 [ホンキでテレビがCSRメルマカ゛]

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ホンキでテレビがCSR!メルマガ  Vol.5 - 2011/1/10
「テレビ企業のCSRなう」
http://aseed.org/mediaCSR/

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【重複すみませんm(> <)m】

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TV 【ホンキでテレビがCSRキャンペーン・メルマガ】 TV

● 今週の環境・NPO系報道番組:1/10~1/17 
● News Tweet NAVI(ニュースツイート・ナビ)
● メディアCSRぷち特集「テレビ企業のCSRなう」
● キャンペーンからのお知らせ「勉強会@1/23」

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  今週の環境・NPO系報道番組 :1/10~1/17 

今週もメディアCSRプロジェクトがセレクトした報道番組情報をお届けします。ご覧になった方は、ぜひTwitterで「#tvcsr」をつけてつぶやいて下さい♪

視聴者のつぶやきがテレビを変える!

※番組紹介文はウェブサイトからの引用です
内容を保障するものではありません。ご参考としてご覧ください。

【地上波】

●クローズアップ現代特集「“ウーマノミクス(女性経済)”が日本を変える」
1/11 (火) 19:30 ~ 20:43 (73分)NHK総合・東京(Ch.1)
女性の就労拡大による経済効果が“ウーマノミクス”と呼ばれ、新たな潮流となっている。一方、結婚・妊娠直後の女性就業率低下が続く日本。女性の経済進出の可能性を検証。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/yotei/index.cgi

●テレメンタリー2011「ベースボール・イン・カウラ」
1/11 (火) 2:40 ~ 3:10 (30分)テレビ朝日(Ch.5)
のんびりと野球を楽しんでいた日本人捕虜たちは、なぜ無謀な自殺攻撃に駆り立てられたのか。
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/

●そうだったのか!池上彰の学べるニュース
1/12 (水) 20:00 ~ 20:54 (54分)テレビ朝日(Ch.5)
池上彰が聖地・エルサレムで課外授業!ユダヤの人たちとパレスチナの人たちが領土をめぐり長年にわたって争いを続けているという、パレスチナ問題についてどこよりもわかりやすく解説します。
http://www.tv-asahi.co.jp/manaberu/

●地球ドラマチック「体験!クールスクール~南極で初めて知った地球温暖化」
1/13 (木) 18:55 ~ 19:35 (40分) NHK教育1・東京(Ch.2)
2010年3月、若者たちが2週間南極生活を体験。地球温暖化の最前線、生物多様性の舞台で環境について考えるクールスクール。若者たちは何を見て、何を考えたのか?
http://tv.so-net.ne.jp/schedule/101032201101131855.action

●はい!テレビ朝日です
1/16 (日) 4:50 ~ 5:20 (30分)テレビ朝日(Ch.5)
皆様とテレビについて考える番組です。テレビ朝日が協力して中央区で行われた大人向けの「メディア・リテラシー」連続講座の模様をご紹介します。
http://www.tv-asahi.co.jp/hai/

●NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第2回
1/16 (日) 21:00 ~ 21:50 (50分)NHK総合・東京(Ch.1)
巨大官僚組織「日本陸軍」が暴走した理由を新しい角度で徹底検証。派閥優先の論理と縮小を拒む膨張体質など「内向きの行動」が超エリート集団を戦争へと追い込んでいった。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110116.html

★オススメ!ネットで日本中のテレビが観れる「キーホールTV」
 総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」によって開発されたP2Pテレビを受信する為の無料アプリです。
 画質も粗く不安定ですが、ワンセグ感覚で気軽に視聴できます。
 http://www.v2p.jp/video/

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  News Tweet NAVI(ニュースツイート・ナビ) 

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今週の公式「ニュースツイート」は本日!
日テレ・NEWS ZEROにて、ハッシュタグは「 #tvcsr 」。
ご参加、RT、よろしくお願いします。
成人式のニュースの報じ方について、あなたのツイートをぜひ!

★NEWS ZERO
1/10 (月) 23:24 ~ 0:28 (64分)日テレ(Ch.4)
政権始動…新年早々“試練”直面▽福山雅治“大みそかライブ”舞台裏に完全密着▽激闘…箱根駅伝のあの名シーン“秘話”▽石川遼が“始動”
http://www.ntv.co.jp/zero/

2011年最初のニュースツイートは1月4日の日テレ・News ZEROで、管首相&小沢氏の第一声の「政局報道」や、「自局企画」とも言える箱根駅伝の報じ方に問題を投げかけるツイートが多くありました。
「おかしい」と思うニュース、「良い報道」と思うニュース。ネット上のつぶやきと、テレビニュースが火花を散らしています。

▲最近のニュースツイート・レポートはこちら!
 http://hashtagsjp.appspot.com/tweets/tvcsr

▲来週のニュースツイート(予定)
 NEWS ZERO 1/17(月)23:24~ 日テレ(Ch.4)
 1月は「日テレ・でつぶやこう」月間、展開中です。

▲視聴者Twitterアクション「ニュースツイート」の詳細についてはこちら
 http://blog.canpan.info/meia_csr/archive/29

 
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  メディアCSRぷち特集「テレビ企業のCSRなう」

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メディア企業、特にテレビにおいては、CSR活動が遅れている、というのは周知の事実。本メルマガはテレビ企業のCSR活動を「応援」する視聴者メルマガです。まずは現状分析として、各社のCSRサイトを見てみましょう。


●大手民間テレビ企業のCSRサイト

 日本テレビ:http://www.ntv.co.jp/eco/ntvcsr/
 T B S:http://www.tbs.co.jp/csr/
 フジテレビ:http://www.fujitv.co.jp/csr/
 テレビ朝日:http://company.tv-asahi.co.jp/contents/csr/
 テレビ東京:http://www.tv-tokyo.co.jp/csr/

どの社も、2011年1月現在、「CSR報告書」の発行はしていません。しかしCSR部署を設置し、サイト上での情報公開はゆっくりとではありますが、進んでいます。
東証一部上場企業約1,700社を対象に調査を行い、独自の48項目でポイント化したものを一覧しているCSRサイト「CANPAN CSR+」では、マスメディアに対してますますのCSR報道を呼びかけています。

●日本初の双方向型CSR総合情報サイト「CANPAN CSRプラス」
 http://canpan.info/onlinehelp/csr/user/media.html

しかし「日本企業のCSR活動を推進」しようにも、その取り組みを報じる肝心のメディア自信のCSR活動が進まないのではどうにもなりません。鶏と卵の例ではありませんが、日本のCSR活動推進のためには、メディア企業自らのCSR活動推進が不可欠と言えます。

メディア企業に限らず、CSR活動の促進は経営トップのホンキ度で決まると言っても過言ではありません。そして経営トップを動かす為には経済的なメリットが不可欠です。

例えば、温暖化問題を取り上げた番組に対して温暖化対策に積極的な企業による広告がつく事。
あるいは生物多様性問題に一大キャンペーンを行うテレビ企業に対して、国が制度的支援を行う事。

何らかの市場インセンティブなくして、なかなか現状は変わらないでしょう。

テレビ企業のCSR部署の現場では、担当者が「CSR経営に踏み込むトップ判断の欠如」と「広告主・視聴者の支持の欠如」という、「前門の虎、後門の狼」にさらされています。


どうすれば、この閉塞した状況が変わるのでしょうか?


少なくとも、視聴者が諦めてしまっては、テレビは変わりません。


テレビ企業は、よりよい番組を視聴者に提供するため、「番組審議会」を設けて情報を公開する事を、法律により設置を義務づけられています。

●大手民間テレビ企業の番組審議会
 
 日本テレビ:http://www.ntv.co.jp/shinsa/
 T B S:http://www.tbs.co.jp/company/regulation/shingi/
 フジテレビ:http://www.fujitv.co.jp/fujitv/shingikai/
 テレビ朝日:http://company.tv-asahi.co.jp/contents/koujyou/
 テレビ東京:http://www.tv-tokyo.co.jp/main/yoriyoi/shingikai.html

 ※番組審議会とは:http://ow.ly/3AVOb

番組審議会の委員名簿や議事録を見れば、その局がどの程度、視聴者の声に本気で対応しているかを知る事が出来ますが、いずれにせよ、自主的・努力目標的な取り組みに留まり、「耳の痛い視聴者の声」に踏み込んでいるとは言えないのが現状です。

何よりも、このサイトをわざわざ時間をかけて読もうという視聴者は少ないでしょう。それよりも、CSR報告書という形での情報発信の方が、関心ある学生や市民の目に触れる機会があると思います。

まだCSR報告書を発行していないテレビ企業にとっての参考として、関西テレビが発行する「コンプライアンス・CSRレポート」があります。

2007年の「発掘!あるある大事典Ⅱ」捏造問題を受け、信頼回復のために始まったものですが、日本のテレビ企業が継続的に発行する「CSR報告書」としては、最も進んだものの一つとなっています。

●関西テレビ コンプライアンス・CSRレポート
 http://www.ktv.co.jp/ktv/outline/csr.html

ホンキでテレビがCSRする世界へ。

まずは全てのテレビ企業は「CSRレポートの発行」に踏み切り、視聴者や広告スポンサーと共に、公共性あるメディアの実現へと向かって欲しいと思います。


【参考】
●大手民間テレビ企業のCSR活動に関するアンケート結果と講評
 http://bit.ly/tvcsr_q1


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TT  キャンペーンからのお知らせ  TT

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▼メディアCSRプロジェクトでは、テレビからメディアを変えたい!と考えるメンバーを募集中です。まずはMailまたはTwitterにて、お気軽にお問い合わせください。


●メディアCSRプロジェクト勉強会(予定)
「一枚の写真が国家を動かす×一つの動画が世界を変える」
 1月23日(日)16:30~19:00@ASJ事務所
 ※開始時間が13:00から変更になりました。

Email:mediacsr@gmail.com
Twitter:@mediacsr
メルマガ登録:※http://bit.ly/tvcsr_mail
URL:http://aseed.org/mediaCSR/vision/

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メルマガ編集部より
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冬まっさかりですね。


娯楽も暖房も、そして人間関係もアナログだった20年前なら、「コタツでテレビ観るだけで幸せ~」という若者が、大勢いました。


しかし時代は今やデジタル。


娯楽は徹底的に多様化し、部屋という部屋にはエアコンがあり、そしてコミュニケーションは140文字です。


今、「いつでもどこでも何でもわかる」からこそ「心から感動する機会」に、人は飢えているのかもしれません。

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スカイツリーがいよいよ634mに向けて「ゲイン塔のリフトアップ」を始めています。

●東京スカイツリーチャンネル(大林組現場ブログ)
http://blog.skytree-obayashi.com/

完成の瞬間を、心から祝う人、距離を置いて揶揄する人、関心ゼロの人、、、
「十人十色」どころか「一人十色」のこの時代。

少なくともテレビにとって、ツリー完成は視聴率の稼ぎ時であり、あの手この手で取り上げる事でしょう。

願わくば、古い価値観のマッチョなバラエティ番組ではなく、新しい公共の半歩先を示すような調査報道番組が出る事を期待しています。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
次号は1月17日配信予定です。

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このメルマガへの、ご意見・ご感想などお待ちしています。
To:mediacsr@gmail.com
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http://twitter.com/tvcsr
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発行:国際青年環境NGO A SEED JAPAN
メディアCSRプロジェクト/ホンキでテレビがCSRキャンペーン
http://www.aseed.org/mediaCSR/
メールニュース編集スタッフ:鈴木秀和/鈴木亮
※登録・退会・バックナンバーはこちらから:http://bit.ly/tvcsr_mail
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